今回は、ニューヨークのレストラン紹介サイトか何かでたまたま見つけたお店が予想以上に素敵だったお話。
中華街やリトルイタリー周辺は、平日の午前中はそんなに人がいません。
たぶん地図ではこの辺のはずなんだけど。。。という場所の路地。

グラフティとボロボロになったフライヤーやステッカーが、雑多に壁一面を覆っています。
治安が少し心配ですが、まぁお昼なので問題ありません。

お気に入りのやつ。
少年が、骸骨の絵を貼っているところ。
だまし絵みたいになってます。
グラフティがこのクオリティですからね。
流石ストリートアートの街、ニューヨーク。

さて、恐る恐る路地を突き当りまで進んでいくと、空間に似つかわしくないおとぎ話に出てきそうなかわいらしいブルーのドアが見えてきました。
場所は間違っていなかったようです。

お客さんは私だけ。
入口近くの窓側の席に案内されました。

薄暗い店内。
あたりを見回すと、鹿や鳥のはく製や骨がいたるところに飾ってあります。
ドライフラワーなんかの植物もセンス良く飾ってあり、この空間だけなんだか時が止まったよう。
このノスタルジックな空間は一見かわいくも見えますが、その反面、弱肉強食の自然に生きる命のパワーが感じられ、狩猟を生業としてきたおうちにお邪魔した雄々しい気分にもなります。


この壁飾りは「ハンティング・トロフィー」と呼ばれるもので、動物の頭部をはく製にして、狩りで仕留めた証しとして飾る個人的な記念品だそうです。
時々レストランなどで見かけますが、一店舗にこれだけ並んでいるのは結構珍しいのではないかと思われます。
席からはバーカウンターが見えます。
夜にふらっと一杯飲みに来るのもいいかもしれません。
カクテルメニューも豊富なようです。

さて、私がオーダーした料理がやって参りました。

ブランチメニューから、
Baked Skillet Eggs Shakshuka($14)
卵、ほうれん草、フェタチーズ、ベーコン、トマトオリーブソース。バターを塗ったサワーブレッド付き。
卵が3つも入っていて、結構ボリュームがあります。
シャクシュカとは、スパイス系のトマトソースに卵を落として焼いた料理。
北アフリカを中心とする中近東で食べられているようです。
動物のはく製を見ながらアフリカ料理を食べる。。。なんとも乙な時間です。
こちら以外にもサンドイッチやオムレツなど、アメリカの定番家庭料理のようなメニューが揃っていました。
いくつか部屋が分かれていて隣の部屋にもバーカウンターが。

こちらも雰囲気があります。
夜だったら、バックバーに飾ってあるはく製を見ながら一杯。。。


階段が見えたので二階も見ていいか尋ねると、快くもちろんどうぞと言われました。

踊り場の巨大なハンティング・トロフィーに若干ビビる。(笑)

二階はまた違った雰囲気です。
アンティークソファーや赤レンガ、洋書が乱雑に並んだ壁一面の本棚。奥の個室にはカラフルな壁紙が見えます。
窓から差し込む光で、コントラストが美しいお部屋になっています。



元々一軒家のおうちだったのかもしれません。
数人で集まれば、ホームパーティみたいで楽しそうです。
| 施設名 | フリーマンズ(freemans) |
| 住所 | Freeman Alley, New York, NY 10002 アメリカ合衆国 |
| TEL | +12124200012 |
| 営業 | 月–金 11:00 – 23:30 土, 日 10:00 – 23:30 |
| 定休日 | 無 |
| URL | http://www.freemansrestaurant.com/ |
