ティーカップで嗜む絶品カクテル。今夜はアメリカの禁酒法時代にタイムスリップ!バックルーム(The back room)

皆さんお酒は好きですか?
私は、旅の醍醐味の一つにお酒の楽しみがあります。
各国特有なお酒の文化を調べ尽くし、さも地元の人感満載でバー巡りをします。

ここアメリカで、1920年から1933年まで施行された、「禁酒法」という法律をご存じでしょうか。

アメリカ合衆国史における禁酒法(きんしゅほう、英語: Prohibition)は、1920年から1933年までアメリカ合衆国憲法修正第18条下において施行され、消費のためのアルコールの製造、販売、輸送が全面的に禁止された法律である。

アメリカ合衆国における禁酒法-Wikipedia

安酒で泥酔して、無茶苦茶なことをやってしまう阿呆が後を絶たなかったんでしょうね。
悪酔いして拳銃ぶっ放しちゃう警官とかいたかもしれません。

そうして施行された「禁酒法」。
しかし「法律で決まったから、今日からお酒禁止ね」って言われても、無理な人って一定数いるわけです。
(厳密には、禁止なのは「販売」で「飲酒」はその限りではないのですが。)

そういった人たちが規制の目をかいくぐり、生まれた文化が「スピークイージー(speakeasy)」、「ひそひそ、こそこそと話す」という意味を持つこの言葉は、そんな禁酒法の時代にアルコール飲料を密売していたバーなどの場所を表します。

この文化は、深堀りすると結構面白いのですが、止まらなくなるのでこの辺にしておきましょう。

今回は、その「スピークイージー(speakeasy)」の名残のあるバーのご紹介です。

The back room(バックルーム)
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入り口からすでに怪しいです。
柵も締まってるし、店名もありません。
「Lower East Side Toy Company」と書いてあるというのは、先に調べておくべきでした。(ボロボロすぎてよく読めませんが)
どう考えても住所はここを指しているので、とりあえず階段を降りてみることにします。

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階段を降りると、長めの通路になっていました。
この辺で、私のような小娘が足を踏み入れてはいけないニューヨークの闇を、間違ってノックしたらなんかドアが半開きで、中の空気ちょっと吸っちゃったみたいな気持ちになり、半分逃げ腰です。

誰にもまだ私の存在はばれていないようなので、もう少しだけ、進んでみましょう。
心臓バクバクです。

明かりが見えました。
ゴミ袋とかあるし、なんかもう完全に私有地みたいな感じです。
店だとしたら、入口まで不特定多数の人にこんなとこ歩かせるか?

逃げ腰率70%です。
余力で、明かりの元まで行ってみましょう。

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えええええ
き。。。急にポップ。。。子供用のミニカーを飾っていました。
かわいいです。

若干映画のヒロイン気分でしたが急にちょっとだけ現実世界に戻されました。
1台カメラが私の周りをぐるぐるする感じのカメラワークのイメージだったのに。
安堵のため息とともに音楽が止まり、急に怖いシーンになる前の。
。。。伝わりませんね。

さあそして、壁にはCool!なアートが。
良かった。ここであってた。
ここまでの時間も、ミニトリップでした。現実世界から。
一人旅では誰も引き戻してくれる人がいないので、自分で戻ってきます。

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さあ、いざ、中へ!



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(´_ゝ`)


真っ暗です。
まぁ、明度上げれば見えるんですけど、ここまで私の一人スパイごっこにお付き合いいただいた皆様に、ドア開けた瞬間のこの真っ暗さまでお伝えしたくて。

普通にあれ?ってなりました。
手を取ってくれる殿方もいらっしゃらなかったですからね。
やっぱりやばいとこだったか?って。
でも電気がかわいいです。

すぐに目は慣れました。
内観はこんな感じです。

入ってすぐのところに広い空間と、バーカウンターがあります。
バーはスタンディングのようですね。

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通常のカクテルは$15くらいです。
キャッシュオンでした。もしかしたら、「カードはいくら以上から」ルールがあるかもしれません。

この「Air Mail」をオーダー。
今の気分にぴったりだったからです。

出てきました。

禁酒法の名残で、ここでは全てティーカップで出てきます。
その時代に、いつ監査が入っても「お茶ですけど何か?」とかすっとぼけられるようにです。

このカップでカクテルを飲む自分がカッコいく思えてきました。

さて、せっかくなので、テーブルに行きましょう。

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カウンター側から、小さな階段を上ったところから見た内観です。
広い。お客さんはまばらです。
ネットを見ると、週末にはジャズイベントで人がごった返してる日もあるようです。

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一番奥のセレブソファーに陣取りましょう。

私のオーダーしたのは、若干甘みのあるさっぱりしたラムベースカクテルでした。

雰囲気もよく、ここに来るまでのストーリーを思い返すとメニューの仰々しさに比べてそっけない見た目のカクテルも3割増しに美味しく感じます。

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隠れ家のような空間にアンティーク調の家具が並び、仲のいい知人のうちに招かれた時のようにリラックスできる空間です。
ホームパーティーの盛り上がりもひと段落。
はしゃぎつかれた子供たちは寝室でひとまず寝かせておいて、さあしばしの間大人同士、ウイスキーでも飲みながらゆっくり語り合いましょうか、みたいな気持ちのいい時間です。

子供もいなけりゃそんなセレブな知人もいませんが。
またトリップしかけましたね。

まぁでもここに来たときはそんなことを妄想しながら楽しんでいただきたい、禁酒法時代のアメリカを感じられる、素敵なバーでした。


この次に行ったバーもなかなか衝撃的なところだったので、それはまた、次回^^

施設名The back room(バックルーム)
住所102 Norfolk St, New York, NY 10002
TEL+12122285098
営業時間
日–木  19:30 – 3:00
金土 19:30 – 4:00
定休日
URLhttp://www.backroomnyc.com/

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