メトロポリタン美術館 part3(The Metropolitan Museum of Art)(現代美術エリア)[MET]

メトロポリタン美術館は通称「MET(メット)」。
セントラルパークの右側にある、パリのルーブル美術館と並ぶ世界最大規模の美術館です。

part3の今回はそんなにアートに興味がない人でもCoolだぜ!!と思えるピカソやウォーホル、メンヘラ要素たっぷりのシュールレアリズムが集まる現代美術エリアの展示をまわります。

①メトロポリタン美術館 part1(西洋美術エリア以外)②メトロポリタン美術館 part2(西洋美術エリア)→③メトロポリタン美術館 part3(現代美術エリア)→④クロイスターズ&メット・ブロイヤー
にページを分けて見どころをご紹介するので、興味のある方は是非覗いてみてください。
  

20世紀初頭

パブロ・ピカソ

ご存じピカソはキュピズムの創始者のひとり。
キュピズムを超簡単に説明すると、「描くものを多方面から単純な形でとらえ、それをコラージュのように描き足していく手法」です。
メトロポリタン美術館にはキュピズム確立前のピカソの絵が多数あり、一見誰が描いたのか全く分かりませんが、「見たものをデフォルメしアートに創り上げる」という彼の独創性は当時から健在だったようです。

「Woman in Profile(1901年)」プロフィールの女性
「Woman in Profile(1901年)」プロフィールの女性

完全に徹子ですね。


「The Actor(1905年)」俳優
「The Actor(1905年)」俳優

現実よりだいぶ縦長に描かれています。


 

「The Dreamer(1932年)」夢
「The Dreamer(1932年)」夢

官能的な女性の体を単純な形にすることで、作物がよく実っている様に似たものとして表現しています。

 

アンリ・ルソー

ルソーはお堅い公務員の仕事をしながら、趣味で描いていた絵がピカソの目に留まり、だんだんと有名になっていった画家。
ジャングルの絵を多く残していますが、彼自身行ったことはないそうです。
夢で見た世界なのか、はたまた自然に憧れがあったのかもしれませんね。

「The Repast of the Lion(1907年頃)」ライオンの過去
「The Repast of the Lion(1907年頃)」ライオンの過去

  
   

ジョルジョ・デ キリコ

シュルレアリズムを代表する画家のひとりです。
シュルレアリズムの意味や定義はややこしいですが、日本人に説明するなら簡単。要は「雰囲気的にシュールな絵」です。
「メンヘラ感漂う絵」と表現してもわかり易いかも。
一作品に時代錯誤なモチーフが詰め込まれ、不気味な光と影、矛盾するパース。。。興味があれば絵の意味を深堀りすると面白いのがこのジャンルだと思います。

「Ariadne(1913年)」アリアドネ
「Ariadne(1913年)」アリアドネ

神話の中でアリアドネは、超愛してたテセウスをピンチから救った後、眠っている間に島に置き去りにされるという、実在したらダメンズウォーカー的な女性。
左奥に描かれた現代風の汽車にも何か意味があるのでしょうか。
  

ジョアン・ミロ

シュルレアリスムグループの一人。
スペインのアーティストらしい、カラフルで独創的な絵。
 

「Animated Landscape(1927年)」アニメーションの風景
「Animated Landscape(1927年)」アニメーションの風景

私は三日月に顔があるモチーフが好きなので(サイトロゴもそうです)この絵だけ写真撮りました。
  
 
 

ジェームズ・アンソール

不気味な絵を描くベルギーの画家です。

「Comical Repast(Banquet of the Starved)(1918年頃)」飢えた宴会
「Comical Repast(Banquet of the Starved)(1918年頃)」飢えた宴会

「最後の晩餐」の構図でかかれたテーブルに並ぶのは、昆虫や生野菜。
第一次世界大戦中にベルギー人が耐えた飢饉を表現しているようです。
 


ピエト・モンドリアン

ミニマリストの真骨頂です。
企業ロゴとしてCMでも使われているので、彼の絵を知る人は多いかと。
今でこそ「私でも描けそう」な絵ですが、「この景色をこの気持ちをどう自分流に新しく表現するか」とすべてのアーティストが死ぬまで悩み続けるなか、こんなに単純でインパクトのある、そして同じ要素で無限にバリエーションを増やすことのできるアートを最初に確立した彼はやはり天才だったのでしょう。

「Composition(1921年)」組成
「Composition(1921年)」組成

   

アンディ・ウォーホル

お待たせしました。現代美術と言えばこの人、アンディ・ウォーホル。
「ポップアート」という新ジャンルの創立者です。
シルクスクリーンや映像など、今までの画家と一線を画する多彩な表現方法でアプローチすることで、美術史に大きく名を残したアーティストです。
マリリンモンローやキャンベルスープ缶など、今見ても新鮮なアートに感じます。

「Mona Lisa(1963年)」モナリザ
「Mona Lisa(1963年)」モナリザ


「Before and After I(1961年)」私の前と後
「Before and After I(1961年)」私の前と後

形成外科医の広告。


アメデオ・モディリアーニ

「Reclining Nude(1917年)」横たわる裸婦
「Reclining Nude(1917年)」横たわる裸婦




マックス・エルンスト

「Gala Eluard(1924)」ガラ・エルアード
「Gala Eluard(1924)」ガラ・エルアード




マーク・ロスコ

メトロポリタン美術館 part3(The Metropolitan Museum of Art)(現代美術エリア)[MET] - 美術館, メトロポリタン美術館, ニューヨーク, アッパーイーストサイド, アート, NY, MET

     

  

フィリップ・パールシュタイン、チャック・クロース etc…

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フローリン・ステットハイマー

ニューヨークのバブリーな暮らしを描いた連作がありました。
1929年から1942年の間に制作されたこの4枚は記念碑的な絵画で、彼女はニューヨークの経済、社会、文化機関の幻想的な景色を描きました。
また、彼女自身も裕福な家庭の出身だったそうです。

「he Cathedrals of Broadway(1929年)」ブロードウェイの大聖堂
「he Cathedrals of Broadway(1929年)」ブロードウェイの大聖堂

ニューヨークのジミーウォーカー市長が、映画のニュース映画で野球シーズンの始球式を投げています。

  

「The Cathedrals of Fifth Avenue(1931年)」フィフスアベニューの大聖堂
「The Cathedrals of Fifth Avenue(1931年)」フィフスアベニューの大聖堂

「ティファニー」は宝石で綴られ、「アルトマン」は高級家具で形作られています。


「The Cathedrals of Wall Street(1939年)」ウォールストリートの大聖堂
「The Cathedrals of Wall Street(1939年)」ウォールストリートの大聖堂

ニューヨーク証券取引所の再考されたファサードの前には、フランクリンD.ルーズベルト大統領と金融リーダーのバーナードバルーク、ジョンD.ロックフェラー、JPモルガンがいます。

    

「The Cathedrals of Art(1942年)」芸術の大聖堂
「The Cathedrals of Art(1942年)」芸術の大聖堂

ニューヨーク近代美術館(左上)、メトロポリタン美術館(中央)、ホイットニー美術館(右上)ステットハイマー自身(右下)が描かれています。

 

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館内の装飾も、ゴシック調で素晴らしいです。



やっと一通り画像を載せられましたが、疲れました。

わかり易い情報とブレイクタイム的な感想を交えたつもりでしたが、いかがでしたか。
もしここまで読んでくださった方がおられましたら本当にありがとうございます。

最後に、
作者とかメモし忘れたの入れていくのでわかる方いたらご教示ください。

  

施設名メトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)[MET]
住所1000 5th Ave, New York, NY 10028 アメリカ合衆国
TEL+12125357710
定休日木,金 12:00 –19:00
土–月 10:00 – 17:00
定休日火, 木
URLhttps://www.metmuseum.org/


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