メトロポリタン美術館は通称「MET(メット)」。
セントラルパークの右側にある、パリのルーブル美術館と並ぶ世界最大規模の美術館です。
こちらの入場シールで、別館の「クロイスターズ (The Cloisters)」と「メット・ブロイヤー(The Met Breuer)(2020年7月に閉館)」も同日であれば無料で入館ができます。
さすがに1ページで書ききれる内容ではないので、
①メトロポリタン美術館 part1(西洋美術エリア以外)→②メトロポリタン美術館 part2(西洋美術エリア)→③メトロポリタン美術館 part3(現代美術エリア)→④クロイスターズ&メット・ブロイヤー
に分けて見どころをご紹介します。
part1の今回は、西洋美術エリア以外の展示をまわります。
私は西洋絵画が大好きなので、part2の西洋美術エリアでご紹介したい作品がたくさんありすぎるため先にそれ以外を書いちゃおう、ということで敢えてこちらの記事をpart1にしました。
もちろん、今回の西洋美術エリア以外でも見どころはたくさんるので、気になる作品を探してみてください。
①メトロポリタン美術館 part1(西洋美術エリア以外)
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やってきました。
さすがにめちゃくちゃでかいですね。
私の場合見終わるのに2日かかります。
時間のない方は、あらかじめ見たい作品をピックアップしておいたほうがよさそうです。
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天井が高く、建物自体が宮殿のようでとても美しいです。
ギリシャ・ローマ古代美術
私、絵を見ることは好きなのですが、彫刻のほうはあまり明るくないのです。
作品が表現する場面のストーリーがわかると意外と面白いこともあるのですが、きれいなものばかりであまり違いがわからないので、写真を撮るときの判断は基本的にイケメンかどうか、ですね。
ストーリーがわかるものは注釈していくので是非バックグラウンドを想像しながらご覧ください。
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なんか豪邸のお庭みたいですね。
彫刻になったようなポーズを決めて写真を撮るのがおきまりです。
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「ペルセウスとメドゥーサの首(19世紀初頭)」アントニオ・カノーヴァ作
ペルセウスの母に恋して彼が邪魔になった王様が、蛇の髪の毛をした邪悪なメドゥーサを倒してこいって命令したらほんとに倒しちゃって首を討ったところ。
この時にメドゥーサの首から流れた血からペガサスが生まれたとか。
さすが神話、発想がぶっ飛んでますね。
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左上:「クーロス像(紀元前590-580年頃)」
ギリシャ語で「青年」を意味するそうです。
右上:たぶんポーネグリフですね。
あいにく友達にニコ・ロビンはおりませんので、なんて書いてあるかは不明です。
左下:すごく細かい絵が入ってるので撮りました。
右下:比較対象を入れるのを忘れましたが巨大な頭部です。
もしそのままの姿で現存していたら、とても大きな展示物だったでしょう。

1:巨大な柱。日本のお城って、意外と狭いんですよね。
柱一本でこれだったら、ヨーロッパのお城はほんとに漫画とかで見るイメージ通りの大きさなんだろうなと。
2:これを見て”あたま山”という落語の噺を思い出しました。
興味があればあらすじを見てみてください。
西洋の神話と落語の噺は通づるものがあるなとたまに感じることがあります。
昔の人が考えた風情のある作り話、という点でもそうですが、
想像の斜め上をいく結末のものが結構あるのです。
昔の人って娯楽がない分想像力がすごく豊かなんですよね。
だって空を見上げてください。
目に見える数個の星をつなげて頭の中で線を補い、宗教画さながらの星座を描いて壮大な物語を夜空いっぱいに広げるんですから。
話がずれてしましましたが、美術館を訪れると、そんなしょうもないことをまったり考えるくらいには頭がリフレッシュされるようです。
3:「若かりしヘラクレス(A.D.69-96年)」
左腕に戦利品のライオン毛皮。ワイルドだぜぇ~(古い)
4:「眠るエロス像(紀元前3世紀-2世紀)」
ボケっと寝とらんではよ弓矢持って私の運命の人を射止めてくれ。
5:やっぱりやる。御多分に漏れず。
でも知らない人に撮ってもらうので控えめw
アフリカ・オセアニア美術
この辺は、私はちょっと苦手です。
怖いんですよね。。。(^-^;
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巨大な船みたいなものが天井に展示されていました。
下の画像の人間と比べるとその大きさがわかると思います。
ファッションエリア
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③クロイスターズ&メット・ブロイヤーでも触れますが、
「Heavenly Bodies: Fashion and the Catholic Imagination
(天国のボディ:ファッションとカトリックのイマジネーション)」
という展覧会が行われていました。
元々アパレルの会社でデザインや生産のお仕事をしていた私にとってはとても興味深く、間近でハイブランドの装飾などが見られたのは感動しました。
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右下の写真でわかるのですが、空間が教会のようになっておりとても奇麗でした。
バチカン市国システィーナ礼拝堂所有の指輪やティアラなどの装飾品や祭服などと、
「シャネル(CHANEL)」「ヴェルサーチ(Versace)」「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)」、「ディオール(Dior)」「ジョン ガリアーノ(JOHN GALLIANO)」「アンダーカバー(UNDERCOVER)」等の作品が展示されておりました。
ちなみに娘には「ココシャネルのように自分で自分の道を切り開いていく女性になってほしい」という思いと、海外でも違和感のない名前として「ココ」と名付けたいのですが、なかなか良いご縁に巡り合えずいまだその夢は叶っておりません。
中世美術エリア
宗教画は好きです。
ロマンがあります。
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聖母子像です。
いかにも感がいいですね。
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聖母マリアの受胎告知からイエス・キリストが生き返るまでを数字で順に並べてみました。
4「Madonna and Child Enthroned with Saints(ca. 1504)」作:ラファエロ
ラファエロによる米国で唯一の祭壇画です。
5「Christ Carrying the Cross(ca. 1577–87)十字架を運ぶキリスト」作:エル グレコ
スペインで活動した画家、エル・グレコが多数書いたというテーマ。
彼のキリストはイケメンです。
4の人物に関しては、「メトロポリタン美術館 part2」で触れましょう。
6のキリストが、「イエーイ、俺、生き返っちゃったぜーぃ」と言ってるようにしか見えません。
流れで1400年~1700年代の宗教画や神話をテーマにした作品をいくつか。


受胎告知は、宗教画の中でも特によく描かれる名場面ですね。
天使ガブリエルがマリア様のもとに降りてきて、「あなたキリストってゆう神の子を妊娠しましたよ。」って伝えるシーンでです。
読書してたら初体験もまだなのにシングルマザー決定って、それをすんなり受け入れるマリア様も大したものです。

マリア様、美しいです。
本当に光がさしているみたい。

左下のキューピッドが運命の赤い糸的な紐を結んでますね。
かわいいです。
美男美女カップルの成立です。
私のところにも運命の赤い糸持っていい人連れて来てください。

気のそばに腰かけるパリスが、ミネルバ、ヴィーナス、ジュノーの三美神の中で誰が一番美しいかを決める場面。
3人とも、必死にアピールしてますね。
神話の世界も大変そうです。
左上のキューピッドが矢を放とうとしているこの戦いの勝者は、ヴィーナス。


コロッセオやパンテオンなど、古代ローマの遺跡が描かれています。
若かりし頃、一人旅にハマるきっかけとなった初めての一人旅がイタリアでした。
「トレビの泉に後ろ向きでコインを投げるとまたローマに戻ってこれる」というジンクスがあるのですが、去年、縁あってローマにもう一度行くことができました。
話が脱線しましたが、次はお金持ちの持ち物です
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贅を尽くした調度品の数々。気の遠くなるような精密なディテールが美しいです。
なんか、アンパンマンがいますね。
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一般ピーポーの私は
こんな壁紙の部屋では眠れなさそうです。
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上を見ると、天井がすごいことになっていました。
アジア美術エリア
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さすがに見覚えのある展示物です。
孔雀は、作品にすると映えるので好きです。
ファッションデザインの専門学校に通っていた頃、孔雀の刺繍が入ったジーンズを作ったのですが、在学中に作り終わりませんでした。
楽器エリア
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昔ブラスバンド部でトロンボーンをやっていこともあり、
古い楽器を見つけると見入ってしまいます。
海外には教会がたくさんあるので歩き疲れたときにたまに寄りますが、パイプオルガンをこんなに身近にみられる場所は貴重です。
アメリカンウイングエリア
チャールズ・エンゲルコート・ハードという広場です。
ウォールストリートから持ってきたという美しい建物が雰囲気を醸し出してます。(表面だけですが)
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「ダイアナ」
スタイル抜群の女神です。
愛の弓矢で恋をかなえてくれそうなのでお祈りしときました。
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「Washington Crossing the Delaware(1851)」デラウェア川を渡るワシントン
Emanuel Leutze作 /German American
大きな絵で臨場感が伝わってきます。
星条旗が邪魔そうで仕方がありませんが、勝利の場面なので野暮なことは言いません。
迫力のある絵や大きなものを撮るときのコツとして、それを鑑賞している人間を一緒にフレームの中に入れてみてください。
素人でも雑誌に載っているような、コントラストの効いた写真になる気がしませんか。
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「Staircase from Chicago Stock Exchange Building, Chicago(1893)」シカゴ証券取引所の階段
1894年に建てられた超高層ビルの一つ「シカゴ証券取引所」が、1972年に解体されるまでに実際に使われていた階段。
装飾が凝ってますね。
実際に登れます。
アメリカンウィングカフェ(american-wing-cafe)
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1階のカフェです。
気持ちよかった。
美術品を見ながらコーヒータイムなんて、セレブみたい!
そしてこのエリアのみどころがこちら。。。
ティファニーのステンドグラス
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「Autumn Landscape(1923–24)」秋の風景
ジュエリーで有名なブランド、ティファニーの創始者ティファニー氏の長男は、有名なガラス工芸家でした。
彼のステンドグラスは鮮やかで優しく、素晴らしいです。
ティファニーのランプは「ニューヨーク歴史協会 (New-York Historical Society)」でもたくさん見られますが、そちらはまた次回。
ティファニージュエリーの繊細さは、ステンドグラスになっても健在です。
見ているとなんだかうっとり夢心地になります。
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左:「Garden Landscape(ca. 1905-15)」マグノリアとアイリス
右:「Magnolias and Irises(ca. 1908)」庭の風景
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ランプや花瓶、オブジェの数々
右上:「Dogwood(ca. 1902–1915)」ハナミズキ
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右上:「Architectural Elements from Laurelton Hall, Oyster Bay, New York(ca. ca. 1905)」
建築まで。
ティファニーさん、手広くやってます。
ティファニーに浸りながら一休みできるなんて、なんて贅沢な空間なの。
アメリカ美術エリア

メトロポリタン美術館の昔の姿でしょうか。
この絵の中の女性も、素晴らしい絵を自分の目に焼き付けようと必死なようで、自分と重ねました。

ジョンブラウンの最後の瞬間 / 作:トーマス・ホーベンデン
アメリカの奴隷制度廃止運動家であり、反乱運動家のジョン・ブラウンの処刑前の姿だそうです。
怖い。アメリカならではの作品ですね。

ジョン・ハバレ 学士号の引き出し / 作:ジョン・ハバレ
トロンプルイユ(だまし絵)スタイルの画家。
本物のチケットなどのコラージュのように描かれています。

飴屋 / 作:ロバート・フレデリック・ブルーム
作者が日本に滞在した時に描いたもの。
ガラス細工のように繊細に膨らます飴を、芸術だと捉えたようです。
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武器・よろいかぶとエリア
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世界観ありますね。
ヨーロッパの騎兵はカッコいいです。迫力満点。
生き生きとした展示でしたが、横に立っていると進撃の巨人の1巻を思い出しました。
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剣の柄の部分は意外と繊細なディティールです。
水戸黄門マークもありました。
「ひかえおろうーーこの者をなんと心得るかーーー!」
のイメージが強すぎて、不自然でした。
甲冑もありますね。
こちらも意外に繊細。
右下の画像には百合の紋章がちりばめられています。。
私には「ギャル男のアクセサリー」みたいなイメージしかありませんが、政治や王権的な意味を持つモチーフだそうです。
このへんは、実はちょっと怖いので、さらっと見て次に参りましょう。
エジプト美術エリア
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「The Temple of Dendurcompleted(紀元前15年頃)」デンドゥール神殿
エジプトの地方にある遺跡保護を支援した感謝の印として、エジプト政府からアメリカに贈られたものです。
ナイル川のほとりにあった、沈みかけの遺跡。
「ダム作るのに、邪魔になるくらいならアメリカに恩を売っとくか、世話になったし。」みたいなことかな、とか想像しながら見ます。
歴史って勉強してるときは面白くなかったけど、漫画で見ると頭に入るのってこういうことですよね。
自分の頭で身近な話し言葉で、面白おかしく想像する。
不思議とストーリーがすんなり入ってきます。
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デンドゥール神殿は中に入れるので、ぜひ入ってみてください。
当時の様子が描かれた壁の浮き彫り彫刻も、面白いです。
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右:「God’s Wife Tagerem, daughter of the priest Imhotep(300–250 B.C.)」神の妻タゲレム、司祭の娘
「神の妻」の地位にある司祭の娘で、理想の女性像らしいです。
愛想がよく、言葉遣いが丁寧で、彼女の言うことはためになり、美しく、他の人に親切である。
そんな女性。
世の中の男性は、そんな女性がいいんですか?
つまらんそうやろそんなひと!
って、モテない私は妬みを言ってやります。
酒飲みながら書いてるから、言葉が荒いですね、すみません。
テラス
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NYの街並みが一望できます。
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ちなみに私がNYで一番好きな建物はエンパイヤステートビルです。
見るのが好きなので登ってはいませんが、エンパイヤステートビルを見るためにたくさんルーフトップバーに行きました。
そちらについてはまた今度。
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この巨大なオブジェは何なのでしょう。。。
私は「死神の土下座?」って思いました。
アートに触れて、何を思うかはあなた次第です。
おまけ。
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階段に何かいます。
近づきましたら。。。
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こわ。
| 施設名 | メトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)[MET] |
| 住所 | 1000 5th Ave, New York, NY 10028 アメリカ合衆国 |
| TEL | +12125357710 |
| 定休日 | 木,金 12:00 –19:00 土–月 10:00 – 17:00 |
| 定休日 | 火, 木 |
| URL | https://www.metmuseum.org/ |

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