コーシャフードと呼ばれるユダヤ料理を出す、1888年創業のカッツ・デリカテッセン(Katz’s Delicatessen)。
100年以上もの間地元の人に愛され続ける老舗カジュアルレストランの名物料理「パストラミサンド」は、ボリュームがやばいことになっています。
注文方法やお店の人とのやりとりも楽しく、どこかノスタルジックな活気のある店内は見ものです。
さて、お昼時。
最近は日本でも映え写真を撮ることができるサンドイッチ屋さんが増えてきました。
色とりどりのお野菜がパンパンに挟まれていて、カラフルな切り口がすごくかわいくってボリューム満点なんですよね。
でもあれって、意外とほぼお野菜なので見た目ほどカロリーもなく、ペロッと完食できてしまうんです。
それが女性の方には丁度良いのかもしれません。
ですが私はどちらかというと人より少し多く食べるほうなので、野菜なんてほぼ空気をお腹の中に入れているとしか思えません。
丸の内OL御用達のカフェで出てくるような、葉っぱの上品盛りwith本日のスープ!みたいなサラダランチなんてもう、空気に1,000円とか1,500円払ってるみたいなもんです。
お会計をしてお店を出るころには既にお腹空いてる案件です。
さて、話を戻して、こちらはお店の外観。

レトロで雰囲気があります。
ここは映画『恋人たちの予感』のロケ地にもなったようです。
ちなみに後で知ってびっくりしたのですが、この日は夕方からブライアントパークで開催される『フリームービーat Bryant Park 』というイベントに行きました。
公園に大きなスクリーンが出現し、みんなで座って映画を鑑賞する、ニューヨークの夏の無料イベントです。
そこでこの日上演されたのがメグ・ライアン主演の『恋人たちの予感』だったのです!
その日観る予定の映画のロケ地だったお店でたまたま同じ日に食事をするなんて。。。
なんとも不思議な偶然。
先どり聖地巡礼です。
さて、本題に(^-^;
店に入ると、整理券?のようなチケットを渡されます。

こちらが伝票の代わりになります。
注文時と最後のお会計で使うので、なくさないように持っていてください。
ちなみになくしてしまったら罰金$50だそうです。
こわ。

オーダーが決まったら空いている列に並ぶのですが、まごまごしているとカウンター内で肉を切ってくれるせっかちな人に、この列空いてるよ!早くして!みたいな雰囲気で「NEXT!」と叫ばれました。
元気。(笑)
そして、何も言わずなぜか試食のパストラミを渡されました。
いや、試食というか、私の小さな口ではでっかい2口分くらいありました!
せっかちお兄さんだったので写真を撮る暇がなく、残念。
というか、試食しなくても看板商品のパストラミサンドは決めていたのに何故かくれたので、ちょっとラッキーで良い気分になりました。
せっかちお兄さんはラッパー風イケメンで対応は若干の硬派っぽさがありますが、わかりやすく元気で陽気な接客でした。
私がサンドイッチのハーフサイズはあるか尋ねるとせっかちお兄さんが頷いて、今度はせっかちお兄さんにスープの有無を聞かれました。
何スープかとか聞きたかったですが、せっかちお兄さんなのでもういいやって感じで「Yes, Please」っていうしかありませんでしたね。
そのせっかち感もニューヨークっぽいのでまぁいいでしょう。(笑)
そこまでやり取りをすると、私のパストラミサンドを切り始めました。
しばし自分のオーダーが出来上がるのを待ちます。
サンドイッチをもらったら、チケットかしてと言われます。
渡すと、何やら書かれて戻ってきました。
チケットを返されるとき、ニヤリとサンキュー代わりのスマイル。
スープはあっちね的な感じで言われ、スープも受け取ります。
あとで思ったのですが、もしかするとハーフサイズの単品はないのかもしれません。
先ほどのやり取りは、スープの有無ではなく、ハーフサイズはスープもつくけど?みたいな感じだったのかも?(゜.゜)
まあでも自分の完成形トレーを見るとスープもつけて正解でした!
んで、完成!!!!

Half(1/2) Sandwich with Matzo Ball Soup($18.45)
なんだかでっかいピクルスもついてきます。
フルサイズにするとお値段も結構張ります($20越え)が、ハーフサイズでもボリューム満点!
このハーフサイズセットでランチ一食分と思えば、コスパも丁度いいかなと思います。
セットスープのMatzo Ball(マッツォボール)というのは、「マッツォ(Matzo)」という酵母の入らないクラッカー状のパンを砕いて卵や油分と混ぜてボール状に形成して茹でた、ふわふわな食べ物。
それがニンジンや玉ねぎの塩コンソメスープのようなものの中にでかでかと一つ浮かんでいます。
あまり食べる機会のないスープだったので、嬉しかったです。
スープは結構しょっぱいですが、マッツォボールと一緒に飲むといいバランスです。
そしてメイン!

どっさりパストラミビーフ~♪
パストラミというのは、かたまり肉に調味料やスパイスをまぶし、塩漬けにしてから燻煙する料理。
シンプルな見た目ながら、塩味がきいたジューシーな肉のうまみで一気に食べられます。
美味しい!
お口直しに苦手なピクルスも完食しました。
店内はこんな感じ。

とても広いです。
昔ながらのアメリカの食堂!!って感じですね。
アメリカンダイナーってやつです。
ちなみに真ん中奥の天井にぶら下がっている看板みたいなものは、

映画『恋人たちの予感』で、サリー(メグ・ライアン)が座った席はココだよと書かれています。
自信満々にセックスを語るハリーにお店のど真ん中でオーガズムを演じ、女性が演技していても男性はわからないでしょとサリーがドヤ顔で証明するあの名シーンを生んだ場所です。
お客さんもにぎわっていますね。
活気があります。
壁には著名人の写真やネオン看板が所狭しと並んでいて、そのガチャガチャ感も趣がありお店の歴史が感じられます。
食べ終わってトイレに行くと、常連のおばさんに話しかけられました。
「どこから来たの?」と聞かれたので「日本からです。」と答えると、「とってもいい国よね、私大好きよ。」みたいなことを言われたのでちょっと気分がよくなりました。
そうそう、出るときは最初にもらったチケットの伝票をレジの人に渡してくださいね。
お会計は現金のみと書いてあるサイトもあるみたいですが、そうだっけ?
私はそんな大した額ではないので気にならなかったです。
フルサイズサンドイッチにサイドデッシュやドリンクを付けると結構なお値段になりそうなので、普段カード派の方は一応確認して行って下さい。
| 施設名 | カッツ・デリカテッセン(Katz’s Delicatessen) |
| 住所 | 205 E Houston St, New York, NY 10002 アメリカ合衆国 |
| TEL | +12122542246 |
| 営業 | 月–金 8:00 – 22:45 土日 8:00– 23:00 |
| 定休日 | 無 |
| URL | https://katzsdelicatessen.com/ |
